こんにちは、ブログをご覧いただき
ありがとうございます。
桜の花も満期を迎え、お花見日和の
いいお天気ですね。
桜を見ているだけで、幸せな気分になりますよね。
明日から、お天気が崩れるとか…
もう少し、桜を楽しみたいですね。
今日は、和装の使われる、
おめでたい、吉祥文様についてです。
こちらは、亀甲文様/きっこうもんよう
といい正方形の幾何学模様
亀の甲羅似てていることから、付けられました。
亀甲は慶弔柄の代表として使われます。
菊は、蘭、竹、梅、と並んで四君子に数えられ、
秋を代表する花です。
四季の花が揃う柄は
一年中幸せの意味が込められています。
こちらは、地紙/じがみ
といい扇子や、傘に貼る紙の事です、
四季の花を入れた模様があり、
扇の開いた模様を、扇面/せんめん
といいます。
牡丹の花は、小さなつぼみから、
大輪の花を咲かせることから、
富貴の象徴といわれ、蓬莱(楽園)に咲く花
として、嫁ぐ先が蓬莱(楽園)でありますように
との思いも込められています。
こちら、向かって右側は
青海波/せいがいは
といい海模様の一つで、同心円の弧を鱗型に並べた
文様です。
日本では、平安時代文学を代表する、「源氏物語」で、
光源氏が舞う同名の舞曲から
その名前が付けられたといわれます。
日本の伝統衣装の最高峰といわれる
白無垢、色打掛、それぞれの模様は、
花嫁の幸せを願っています。
込められた意味を知り、
お衣裳選びをより一層
楽しんでみてください。
草津店 松田