和装~模様込められた思い~update : 2018/04/04

こんにちは、ブログをご覧いただき

ありがとうございます。

桜の花も満期を迎え、お花見日和の

いいお天気ですね。

桜を見ているだけで、幸せな気分になりますよね。

明日から、お天気が崩れるとか…

もう少し、桜を楽しみたいですね。

今日は、和装の使われる、

おめでたい、吉祥文様についてです。

こちらは、亀甲文様/きっこうもんよう

といい正方形の幾何学模様

亀の甲羅似てていることから、付けられました。

亀甲は慶弔柄の代表として使われます。

菊は、蘭、竹、梅、と並んで四君子に数えられ、

秋を代表する花です。

四季の花が揃う柄は

一年中幸せの意味が込められています。

 

こちらは、地紙/じがみ

といい扇子や、傘に貼る紙の事です、

四季の花を入れた模様があり、

扇の開いた模様を、扇面/せんめん

といいます。

牡丹の花は、小さなつぼみから、

大輪の花を咲かせることから、

富貴の象徴といわれ、蓬莱(楽園)に咲く花

として、嫁ぐ先が蓬莱(楽園)でありますように

との思いも込められています。

 

こちら、向かって右側は

青海波/せいがいは

といい海模様の一つで、同心円の弧を鱗型に並べた

文様です。

日本では、平安時代文学を代表する、「源氏物語」で、

光源氏が舞う同名の舞曲から

その名前が付けられたといわれます。

日本の伝統衣装の最高峰といわれる

白無垢、色打掛、それぞれの模様は、

花嫁の幸せを願っています。

込められた意味を知り、

お衣裳選びをより一層

楽しんでみてください。

 

草津店 松田